夏、時々春
- gakusouza
- 6月7日
- 読了時間: 3分
はじめまして。
万博公演で役者をやっています、竹田結子です。
最近暑いですね…!冷房をつけると寒すぎるのに、外に出ると暑い。布団をかけても暑い、でも薄い布団は朝、寒い。難儀な季節です。睡眠時間だけが嵩んでゆく。
さて、はじめましての慣習に則って、軽く自己紹介。
私は今、大阪大学大学院に通っていまして、工学研究科の建築コースにいます。
…大学と大学院って2回言わなきゃいけないの「頭痛が痛い」みたいな気がしません?今年から院の1年なので、まだ慣れないです。
建築っていうと忙しい感じがすると思うんですが、そのとおり、ばちばち忙しいです!この春の卒業設計では、2週間、研究室1泊2日を7回やりました。徹夜→家帰って寝る→徹夜→…です。これは実質7日間ってことになりますよね…!?
私は数年前まで大阪大学にある劇団六風館に所属していまして、なかなか演劇ガチな3年を過ごしていました。役者、舞台監督、舞台美術、大道具小道具、演出、メイク衣装、広美…外部も飛び出して、あまりにもやりすぎて学業が怪しくて、ちょっと反省したり。
だから引退してからスパッと演劇をやめて、バイトや教育実習、院試、卒業論文、設計と、なかなかバタバタした日常を過ごしていました。(途中何個か公演に参加して、ギリギリ卒業したのは目を瞑ります)
よし、次は就活ガチるか…!と思ったところで、ふと見つけた学窓座さんのオーディションが気になって、現実って大事か…いや演劇っていいな…と迷い、ある日ふと応募をポチりまして、やっぱり演劇に戻ってきました。
演劇って不思議なもので、やっている最中は「やるべきリスト」は増えて時間を消費する一方なのに、いざ本番、終演すると、またやりたくなるんです。日常を破壊するから離れなきゃいけないと思ってはいたんですが、やっぱりやっています。もうそういうものなのだと思います。
私が演劇をやる理由は、自分でない他のものになることができるから、です。そしてチームで、終わらない1つの完璧な、ものを作り上げていくから、です。
ここからは例えの話です。
もし、自分のことが好きじゃなかったら。
演劇は自分を意識から離すことができる気がします。公演中は、自分という現実的な立場、背景、とかそういう今いる立場をなくすことができるしそうするべきだと思います。でも一方で、いざ他のものになるときに、自分の心は持っていかなきゃいけない。
自分を本質的には捨てられない苦しさと、心は持っていける嬉しさと。自分を消して役に同化していく、みたいなのが私の理想です。
…知らんけど。大学から演劇をはじめたのもあって自信ないんです。穴ボコ持論なので、アテにしないでね!笑
最近、劇中の役の心が分かり始めて来て、これはいい劇ができるだろうなぁと思っています。新しい環境にも慣れて、座組のことがとても好きになりました。本当に多くの気遣いをしてもらって、感謝でいっぱいです。こういう好きとか、安心感とか、多分舞台で感じていただけるのではないかと思います。
ソラの生き方を、私の心を、なにより学窓座さんがつくりあげてきた努力の証を、見てもらえるととても嬉しいです!
ながい!!長くなりましたが!!
よろしくお願いします!!!!

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